熱海　2021年8月8日 ~ 2021年8月9日

　３月末で３６年間務めた会社を退職。４月からは新しい会社で働いております。新入社員だし自分の仕事の予定がはっきりしないのでいつ夏休みが取れるかわからない状況でした。

　さらには、新型コロナウィルス感染者数、6月末でいったん第四波も終息したと思いきや、デルタ変異株のせいで７月から急激に感染爆発の兆候が。こりゃやっぱり旅行は無理かなっって思ってました。

　それでも、昨年の夏休みに三浦半島に旅行（関連記事参照）してからは断続的な感染拡大と自分自身の転職準備等のドタバタとかが原因で一年程度全然家族旅行ができていないことから、とりあえず自分を除いた家族３人で、コロナ第二波真っ盛りだった昨年の夏に引き続き近場へヒッソリとお出かけしてもらうことになりました。

　自分は参加するつもりはなく、日程は家族３人で都合の良い日を決めて貰い、旅行計画もすべて長男に立てて貰いました。最初は旅行日程の8月９日(月)は平日だとみんな思ってたのですが、山の日の振り替え休日でお休みであることが判明。暦どおりなら自分も休めるじゃんてことで、急遽自分も参加することになったのでした。

1. 準備

1.1 旅行計画立案

　旅行予定日の前日におくさんが熱海温泉のホテルミクラスへ研修旅行に行くってことでした。ホテルよさげだし、他の家族も日程的にOKということで、おくさんはもう一泊延長してそこに家族が合流して宿泊することになりました。ボクも参加可能になったので同じく合流ってことになったのです。

　コロナウィルスはますます猛威を振るい7月12日には東京都が 8月2日からは埼玉県、千葉県、神奈川県、大阪府が緊急事態宣言の対象となったのです。それに伴っておくさんの研修旅行も取りやめになったけど、家族旅行は予定どおりってことになりました。

　さらに、7月3日に静岡県熱海市で大規模な土石流が発生して、ニュース等で放映された視聴者撮影映像はかなりのインパクトがあったのですが、自分が旅行準備に関与してなかったこともあって、旅行の行先も把握しておらず旅行とはからめて考えてませんでした。

参考　NHK WEB特集　街は2時間土砂に襲われた～検証・熱海土石流～

1.2 事前予約

　予約もおくさんと長男に任せていたらいろいろやってくれたようです。

2. 旅程

８月 ８ 日（日）

　結構余裕のスケジュールで8:00に家を出ました。自分が計画立てると分刻みの予定になってしまうんですが、今日は長男の計画なのです。

　最初の目的地はMOA美術館。あいにくの雨の中、長男の運転で静岡へ向かったのですが、緊急事態宣言のおかげで道はすいすい進みます。

　ところが、目的地に近づいたところで、土石流の爪痕がまだ残っているようで国道135号線が熱海市内で通行止めになってました。

　カーナビの言うがままに「湯河原温泉入口」の交差点を右折し十国峠伊豆山線（静岡県道102号）で伊豆山方面に向かいます。

　難易度の高い山道を１時間ぐらい運転してMOA美術館の看板が出てきたので右折したのですが、少し行ったところの「熱海道の道祖神」付近でまたまた通行止めになっちゃいました。

　一度、湯河原まで戻って熱海ビーチラインにのらなくちゃ熱海まで行けないって言われて、山道をまた１時間戻らなきゃならないのかと思い無茶苦茶ショックを受けたのです。

　そこで、次男が地図を見ながらおじさんに確認するとすぐに国道135号線に出れてそこから湯河原まで戻れば良いとのこと。

　国道135号線で湯河原まで戻り熱海ビーチラインに乗って熱海サンビーチまで抜けて、そちらから少し戻る感じでＭＯＡ美術館に到着することができました。

　カーナビに迂回させられた 「湯河原温泉入口」 の交差点の50mぐらい先が熱海ビーチラインの入り口であり山道の苦労は意味なかったってことでした。

　通行止めや迂回で苦労しこれは一生熱海まで行けないのではと弱気になったけど、なんとか最初の目的地である MOA美術館 へ到着しました。まあ、到着してみれば大したことなかったわけです。

　 MOA美術館は海が一望できる東洋美術の美術館とのこと、丁度、葛飾北斎「冨嶽三十六景」と歌川広重「東海道五十三次（保永堂版）」の全作品を公開しており貴重な版画をゆっくりと楽しむことができました。

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　行ってみるとまさに、土石流が最後に行きついた住宅街付近で、 studio iiro(スタジオ イイロ) の駐車場が NHK WEB特集　街は2時間土砂に襲われた～検証・熱海土石流～ のFの地点で家が数件流されたところです。工房はG地点を撮影しているカメラ位置(郵便局付近）の少し手前になります。

　実際にガラス細工体験しに行ったときは全然そんなことに気がついていなくて、今このブログを書き始めて初めて知ったのです。驚きました。

　 ガラス細工体験は各自で息を吹き込んでガラスのコップを作るのですが初めてでとても楽しかったのです。

　最初の説明ではやけどの危険があるので、注意事項とかかなり脅されますが、ほとんど指導者の方がやってくれるので、全然大丈夫です。

　家に帰っても作ったグラスでウィスキー飲んだりして楽しめるのでお勧めアトラクションです。

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　次は、雄大ゴルフセンター熱函。長男が最近ゴルフを始めてはまってるようで今回のレクレーション日程に組み込まれておりました。

　自分は30年振りぐらい、次男は初めてってことで軽くショートコースで遊びました。

　まあ、５ホールだけのお遊びですが長男トップ、自分が２位で次男が３位の結果でした。

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　いろいろ遊べたので、ホテルにチェックイン。

　３０年以上神奈川県に住んでるけど熱海に泊まるのは実は初めて。

　一時はすごい寂れていた印象があったけど、今はとてもリゾート地っぽくいい感じで復活してるのですね。

　緊急事態にかかわらず若者達もビーチにあふれてるし。

　 ホテルミクラス は外観は少し薄汚れた感じがするけど、内装は高級感もあってとても良かったのです。

　少しくつろいだらホテルのディナー。コロナのおかげであまり混みあってなく、ゆったりと食事を楽しめました。

　実はこの日８月８日から熱海市も新型コロナウィルスまん延防止等重点措置にもとずいて酒類の全面提供禁止になっておりました。

　ただし、例外条件として宿泊施設で宿泊客に対しては提供可能ってことになっていて、自分たちは酒も料理も十分に堪能させていただきました。超ラッキー。

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　食後はやはり温泉を楽しまなきゃってことで、お客さん少なめだったので露天風呂もゆったり楽しめたしとても良い環境でした。熱海おすすめです。

８月 ９ 日（月）

　次の日は早朝から温泉入りました。

　朝食は新型コロナウィルス対策でバイキングはやっておらず一人ずつ別盛りです。

　夕食に比べると品数も少なくどちらかと言えば質素なんですが、おかずも含めてなんでもお替りは自由とのこと。

　卵料理は目玉焼き、スクランブルエッグとオムレツから選択だけど、おかわりで違うの選べるってことで、各自、ジュースや料理のお替りを頼んだんですが、それがなかなかこないのですよ。

　結局３０分ぐらいかかったし、最後のデザートを先に持ってくるしでちょっと気まずかったです。

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　そんなこんなで流石に朝食はいまいちでしたが、そのあとは温泉入ったり、部屋でくつろいだり。

　部屋は横長で窓が大きく、180度ビーチが見えてとても眺めが良かったのです。

　このブログの最初の写真は実はこの日の日の出の写真で、前日は反対側に夕日もみれてオーシャンビューはとても綺麗でした。

　１１時までゆったりしてチェックアウト。

　この２日間は雨の予報だったのですが、前日に引き続きこの日もとても良い天気だったので、この日はテニスをすることにしました。

　幸運なことに雨予報だったのでテニスコートが全面空いており早速予約をいれてホテルからテニスコートに向かいました。

　小山臨海公園テニスコートは３面あるんだけど誰もいなくて快適だったのですが、ちょっと日差しが強く体が大変そうなので１時間だけコートを借りてゆるゆるテニスしました。

　運動して少しお腹も減ったので昼食です。もう一度熱海ビーチに戻ってでん助茶屋で昼食をとりました。

　ゆっくり食事をとったあと、次男の運転で帰路につきました。

　３連休の最終日だけど、帰路もまったく渋滞はなく、楽に帰れました。好天にも恵まれ、準備も運転も一切しない家族旅行ってのはこれが初めてかも。近場で一泊だけの旅行でしたがホント楽ちんでした。

　仕事が結構プレッシャーキツイ日が続いてたけどリフレッシュできたのでした。

3. まとめ

3.1 費用

費目	金額(円)	内容
宿泊	126,000	ホテルミクラス×4人
食費	18,125	花の茶屋,でん助茶屋
観光	28,500	美術館,ガラス細工,ゴルフ,テニス
車	11,601	ガソリン,有料道路
合計	178,826

3.2 訪問地