2021年3月18日にU-24日本代表メンバーが発表になりました。SAISON CARD CUP 2021【3.26@東京/東京スタジアム、3.29@福岡/北九州スタジアム】のためのメンバーです。
1年延期された東京オリンピックに関する特例措置として今回はU-24という聞きなれないカテゴリで各国戦うことになり、大会を直前に控えて自国開催のオリンピックで優勝を目指すためにガチでこの世代のベストの選手が選出されたと思われます。
同日にSAMURAI BLUE(日本代表)メンバーも発表されました。こちらは、国際親善試合韓国代表戦(3/25 神奈川/日産スタジアム) FIFAワールドカップ2022カタールアジア2次予選兼AFCアジアカップ中国2023予選モンゴル代表戦(3/30 千葉/フクダ電子アリーナ)を戦うメンバーであり、こちらも決して力を抜くわけにはいかないですが、本来フル代表のメンバーの多くがU-24に選出されていることもあり8名が初選出です。U-24世代からは冨安健洋選手のみがフル代表に選出されており、これだけは替わりの効かない選手ということでしょうか。
U-24日本代表メンバー
1997年の早生まれ(1996年度生まれ)以降が対象ですが、今回は今までにないぐらい広範囲の学年からまんべんなく選定されています。学年なら1996年度から2003年度の選手まで実に8学年に渡っており一番若い中野伸哉選手は2003/8/17生まれの17歳、U-17代表世代になります。生年度毎の選手数は以下です。なお、この世代から唯一フル代表入りした冨安 健洋は1998年度世代でありし移籍市場の価値からみても1998年度組は豊作と思います。
- 1996年度 5名 三好 康児, 板倉 滉, 中山 雄太, 相馬 勇紀, 渡辺 剛
- 1997年度 4名 三笘 薫, 旗手 怜央, 町田 浩樹, 田中 駿汰
- 1998年度 7名 堂安 律, 食野 亮太郎, 田中 碧, 渡辺 皓太, 古賀 太陽, 原 輝綺, 田川 亨介
- 1999年度 2名 沖 悠哉, 大迫 敬介
- 2000年度 3名 菅原 由勢, 瀬古 歩夢, 谷 晃生
- 2001年度 1名 久保 建英
- 2003年度 1名 中野 伸哉
神奈川県出身者が6名(川崎市:5,横浜市:1)でフロンターレU-18出身者が4名です。
市場価格で現在日本人トップで20M€の久保建英がおり23名全員の市場価格合計は45.7M€となってます。過去で一番価値の高いアンダー代表なのではと思われます。なお、現在日本人価格の第2位はU-24世代から唯一フル代表に選ばれた冨安 健洋の18M€です。
SAMURAI BLUE(日本代表)メンバー
出身チームの分析結果は以下
フル代表も遠藤 航, 伊東 純也, 山根 視来, 畠中 槙之輔, 佐々木 翔の5名が神奈川県出身で内訳は横浜市:3,横須賀市,座間市です。
市場価格の合計は80.9M€でU-24代表合計の45.7M€を上回ってますが、本来U-24世代の富安分を移動させると 代表-富安= 62.9M€ に対して U-24代表+富安=63.7M€と逆転します。日本人若手選手頼もしいです。
なお、代表に呼ばれていない市場価格上位の選手としては、中島 翔哉, 酒井 宏樹, ,奥川 雅也, 森岡 亮太, 武藤 嘉紀などです。
フル代表の出身チームは以下の方が見やすいです。
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