第68期王座戦五番勝負第3局

将棋

 永瀬拓矢王座に久保利明九段が挑戦する第68期王座戦五番勝負第3局が、9月24日(木)に、宮城県仙台市「仙台ロイヤルパークホテル」にて行われ、永瀬王座が117手で久保九段に勝って2勝1敗となり、防衛に王手をかけました。
※日本将棋連盟WEBページより引用

棋譜解析結果

開始日時:2020/09/24 09:00
終了日時:2020/09/24 20:15
棋戦:第68期王座戦五番勝負 第3局
戦型:三間飛車
持ち時間:各5時間
消費時間:117▲285△300
場所:宮城・仙台ロイヤルパークホテル
先手:永瀬拓矢王座
後手:久保利明九段

 後手久保九段の三間飛車に永瀬王座が穴熊で対抗。形勢互角のままで終盤戦の入り口へ76手目△6二銀から形勢が先手に傾きその後一気に先手が優勢を拡大していきそのまま勝ち切った。

局面図

76手目 △6二銀

 図は後手が△8五桂と跳ねたのに対して▲8三金と打った局面。この将棋はここまでずっとほぼ互角で来ており、この局面での評価値は後手+184。ここでのソフトの読み筋は△6二金打▲7二金(73)△同金(62)▲5三馬(63)△9六歩(95)▲7三銀打△9七歩成(96)▲同香(98)△同香(91)▲9八歩打△同香成(97)▲同玉(99)△9七歩打▲同銀(88)△7七角打▲8八銀(79)△6六角成(77)▲9六香打△9三香打▲9四歩打△7九金打▲7五飛打△9五歩打▲同香(96)△9六歩打。また控室では△6二金打▲7二金(73)の後△同金直として後手から千日手に進める順も予想されていた模様。本譜はこの局面で76手目△6二銀と指したが、この手が悪かったようで評価値は後手+848で後手優勢となった。この手を境に先手はリードを保ち勝ち切った。

94手目 △7七桂打

 図は▲7一金と後手の金を取って駒を補充した局面。評価値は先手+1,148で先手優勢のままじりじりと差を広げつつあるところ。ソフトの読み筋は△同銀(62)▲7三歩成(74)△8一金打▲7二歩打△5七角打で頑張る順。本譜はここで94手目△7七桂打。評価値は先手+1,642で先手勝勢となった。

102手目 △5九飛

 図は▲6一金と金を入手した局面。評価値は先手+1.961で先手勝勢。ソフト読み筋は△8四角打▲7七銀(78)△7一香打▲同金(61)△5九飛打だが本譜は102手目△5九飛といきなり飛車打ち。評価値は先手+2,812で先手勝勢でさらにリードを広げて終局に近づいた。

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