永瀬拓矢王座に久保利明九段が挑戦する第68期王座戦五番勝負は、第1局が9月3日(木)に神奈川県秦野市の「元湯陣屋」で行われ、永瀬王座が久保九段を177手で破り、開幕戦を制しました。
※日本将棋連盟WEBページより引用
棋譜解析結果
開始日時:2020/09/03 09:00
終了日時:2020/09/03 20:26
棋戦:第68期王座戦五番勝負 第1局
戦型:四間飛車
持ち時間:各5時間
消費時間:177▲293△300
場所:神奈川・元湯 陣屋
先手:永瀬拓矢王座
後手:久保利明九段
序盤から先手永瀬王座のペースで進んだが後手久保利明九段も手堅く指し延々とねじり合いが続く。100手を越しても互角の状態から先手永瀬王座がリードを広げて勝ち切った。
局面図
102手目△5七金
図は101手目▲6八飛の局面。ここでソフトの読み筋は△4六歩(45)▲6三金打△6六銀(55)▲6四金打△6三金(72)▲同金(64)△7二金打の千日手。本譜はここで102手目△5七金と指し、評価値は先手+651で先手有利に。これ以降は先手がリードを広げて行く展開に。
126手目△7二金
図は125手目▲5九歩の局面。評価値は先手+317で先手有利の局面。ここでソフト読み筋は△6七歩であるが本譜は126手目△7二金打。この一手で評価値は先手+805の先手優勢となり先手有利が広がった。
その後も先手が徐々にリードを広げて行き手数はかかったが先手が勝ち切った。
コメント